第27回KaSpIセミナー:2月27日(月):18時30分−20時30分:府大中之島サテライト
テーマ:宇宙からの地震予知は可能か?
講師:台湾国立成功大学教授(前宇宙科学研究所教授)小山孝一郎氏
概要:地上で得られたデータをもちいて、大地震発生前に、電離層に地震に関係していると思われる擾乱が数多く報告されている。本講演では衛星による大きな地震の前駆現象について解析した結果を示す。
大きな地震(M>6.5)前に見られる電離圏擾乱は地震発生前約5日より明瞭に現れ始める。擾乱の領域は東西約140度、南北40度に及ぶ。之を一般論とするには時期尚早であるが、前駆現象が見られる地震があることは確かである。解析可能なデータが極めて少なく、地震前駆現象に特化した人工衛星によるデータの集積が強く望まれる。
第26回KaSpIセミナー:12月21日(火):18時30分−20時30分:府大中之島サテライト
テーマ:X線で探るブラックホール
講師:京都大学准教授 上田佳宏 氏
概要:
人工衛星等の飛翔体を用いて行なう「X線天文学」は、日本のお家芸と呼ばれ、世界でトップクラスの成果を上げ続けている。X線観測は、重力のきわめて強い天体であるブラックホールの探査に特に威力を発揮する。本講演では、現代天文学におけるブラックホールの観測的研究について、最新の成果を含めながら解説する。
第25回KaSpIセミナー:10月17日(月):18時30分−20時30分:府大中之島サテライト
テーマ:未知の宇宙をさぐる電波望遠鏡
講師:大阪府立大学教授 小川英夫氏
概要:
宇宙からの電波は1932年に初めて発見され、1950年代以降観測が急速に進歩した。特に低温の宇宙の世界、最古の宇宙等、光では分からない部分を次々と明らかにしてきた。
電波は光に比べて波長が長く、分解能(解像度)の点からは不利のように見えるが、波の性質を利用すると分解能を小から大まで変化させることができる便利さを持っている。
ここでは電波から見た現代の天文学の到達点及びそれらを可能にした電波望遠鏡技術について述べる。
第24回 KaSpIセミナー:8月25日(木):18時30分−20時30分:府大中之島サテライト
テーマ:災害と衛星通信−東日本大震災における衛星通信の利用例ー
講師:秋岡真樹氏(独立行政法人情報通信研究機構ワイヤレスネットワーク研究所)
概要:
東日本大震災は、現代の通信システムがこれまでまったく経験したことのない規模と性質のものでした。通信インフラが広範に被害を受けたため、救助活動や被災地での活動には衛星通信がとても重要な通信手段となりました。NICTでは、広域派遣される救助消防部隊や災害派遣部隊等の要請により、発災直後からこれらの現場において実験衛星である「きずな」を用いて通信回線の確保に取り組みました。被災地におけるこれらの取り組みを紹介・反省するとともに、今後の衛星通信技術の動向、自治体や国における災害対策における衛星通信の利活用について考えたいと思います。
第23回KaSpIセミナー:6月20日(月)6時半ー8時半:府大中之島サテライト
テーマ:「地球観測衛星による東日本大震災をはじめとした利用事例の紹介」
講師:(財)リモートセンシング技術センター 利用推進部 石館和奈氏
概要:東日本大震災における衛星画像を活用した取り組みを中心に、地球観測衛星の特徴と利用事例について紹介する。
第22回KaSpIセミナー:3月10日(木)6時半ー8時半:府大中之島サテライト
テーマ:「宇宙ゴミ問題:現状と対策」
講師:宇宙航空研究開発機構 研究開発本部 未踏技術研究センター長 木部勢至朗 氏
概要:人類が行ってきた宇宙開発という営みの結果、地上における環境汚染と同様に、宇宙における環境汚染「宇宙ゴミ問題」が喫緊の課題となってきている。講演に於いては、デブリ環境の現状、将来予測及び問題解決に向けた対策について解り易く概説する。
第21回KaSpIセミナー:1月25日(火)6時半ー8時半:府大中之島サテライト
テーマ:「宇宙光通信の動向と今後の展望」:講師:情報通信研究機構 豊嶋守生 氏
概要: 宇宙におけるレーザ通信は,小型・軽量化,高速・大容量化などの特徴を有し,法的規制を受けずに通信回線を確立することが可能なため注目されている.
日本では,1994年に「きく6号」(ETS-VI)により世界初の静止衛星の距離でレーザ通信が実証されて以来,「きらり」(OICETS)により,低軌道衛星によるレーザ通信も実証され,この成果により,伝搬モデルの構築や最適な符号化など,宇宙データシステム諮問委員会(CCSDS)では標準化につなげようという動きが始まっており,世界各国で期待が高まっている.
本講演では,世界各国での宇宙光通信に関する動向と,現在ホットな小型衛星のタイムリーな技術実証と絡めて,今後のレーザ通信の展望を述べる.
カスピセミナー
いま、宇宙開発はどうなっているのか?それを探るKaSpIセミナー
場所及び参加費、申し込み方法について(共通)
場所:大阪府立大学 中之島サテライト 講義室(2階)
大阪市北区中之島1-2-10 大阪府立中之島図書館別館(入り口は図書館裏側)
参加費 : KaSpI会員 無料 ・ 非会員 500円 ・ 学生 無料
御希望の方は、jimu@kaspi.jpのアドレスにメールにて御連絡下さい。(先着70名)
主催:NPO法人関西宇宙イニシアティブ
後援:大阪府立大学小型宇宙機システム研究センター :独立行政法人 宇宙航空研究開発機構


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